旅行期間
2017年 12月19日(火)~ 12月26日(水)
◆4日目 リトアニア ヴィリニュス(大聖堂・人間の鎖など)
ヴィリニュスの中心、カテドゥロス広場にやってきました。
この像は
ここヴィリニュスの創始者であるゲディミナスの像です。
そして大聖堂です。街の中心にある大きな聖堂です。ヴィリニュスの旧市街には、多くの歴史的建築物が集中してありますが聖堂はやはり格別といった感じがします。敷地も広くどっしりとしています。
大聖堂の前にある高さ53mを誇る鐘楼です。鐘楼の下層部は、13世紀の城壁の一部でヴィリニュスで最も古い建築物の一つです。1520年代に、2つの八角形の上層部を加えて鐘楼になりました。
さて、このギリシャ神殿を思わせるような聖堂の内部は
落ち着いた感じで
たくさんの画が飾られていました。
そして最大の見どころは
この聖カジミエルの礼拝堂です。
リトアニアの守護聖人となった
カジミエラス王子(1458年~1484年)が安置されています。
大理石と砂岩で造られ、壁面は8体の王の像
漆喰彫刻、フレスコ画がなどで飾られています。
この絵は、カジミエルの死後120年経って棺を開けた時
遺体に変化が無かった奇跡を描いたものです。
見事な礼拝堂でしたよ。
聖堂の見学を終え
再び鐘楼の前にやってきました。
この鐘楼の近くに
人の足跡が刻み込まれた所があります。
バルト三国の独立運動として行われた「人間の鎖」の起点となった場所です。
1989年8月23日に
ソ連の統治下にあったバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)の人々が
手を繋ぎあって並び、ラトビアの首都リガからエストニアの首都タリンまで
人間の鎖が繋がりました。
この人の鎖の長さは600㎞。参加した人は200万人。
その後1991年に、ソビエト国家評議会は三国の独立を承認しました。
この足跡が起点となった場所です。
Stebuklas「奇蹟」と書かれた1枚の敷石。
1989年の「人間の鎖」のメモリアルで
この上で時計回りで3回回りながら願い事をすると
かなうと言われています。
しっかり私も3回回ってきましたよ
こちらは大統領官邸です。
14世紀に司祭の邸宅として建てられました。
18世紀にはロシア帝国ヴィリニュス総督の邸宅となり
リトアニア独立後は、リトアニア大統領官邸になっています。
現在の大統領は女性で、とても人気のある方だと
ガイドさんが言っておられました。
ヴィリニュス最後の見学地はヴィリニュス大学でした。
ヴィリニュス大学の前身は
16世紀、宗教改革に対抗して招聘されたイエズス会が設立した学校で
1579年に大学へと改編されました。
ヴィリニュスも、見どころいっぱいで良い所でしたよ(^^)
昼食にコルドゥナイ(リトアニア名物水餃子)を食べて
カウナス観光へ向かいました。
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